春土用 2017年はいつ?入りと間日は?うなぎは食べるの?

doyouushi

2017年の春土用の期間、土用の入りから明けまでは

●4月17日(月)土用入り ~ 5月4日(木)土用明け

の18日間です。

2017年の春土用の間日は

●4月24日(月)・25日(火)・28日(金)

の3日です。

また、2017年の春土用の丑の日は

●4月20日(木)

です。

土用は「雑節」の一つで、春夏秋冬の各季節の終わり~季節の変わり目~の18日間のこと。

春土用、夏土用、秋土用、冬土用と年に4回あります。

今回は、「土用の丑の日」にうなぎを食べる風習は今やあまりにも有名ですが、それって夏の土用だけなの?

春土用ではうなぎは食べないの?

秋土用や冬土用はどうなの?

について調べました。

なお、一般的に『土用』と言う場合は、「夏土用」のことをいいます。

スポンサードリンク

春土用の丑の日、うなぎは食べるの?食べないの?

夏の「土用の丑の日にうなぎを食べる」というのは今や風物詩となっていますが、

「土用の丑の日なら、夏以外でも鰻を食べる…?」

と気になったので調べることにしました。

春土用の丑の日にうなぎを食べる(食べた)という風習についてWEBで探しても、出てくるのは「夏の土用の丑の日」のうなぎの話ばかり…。

「春の土用の丑の日にうなぎを食べる」という風習はでてこなかったのです。

なのでさらに、図書館で暦関係の本を借りてきて調べてみました。
books

書中の小さいコラムなんかに、『豆知識』的にでも「春土用と鰻」について触れている記載はないかな?と探したのですが、皆無でした。

夏の「土用の丑の日」については当然触れられていましたが、「春・秋・冬の土用には特に鰻は食べません」というご丁寧な記載は、どこにもありませんでした 笑。

「土用の丑の日」にうなぎを食べるという風習は、昔から、やはり夏の土用のみだったのではないでしょうか。

別に食べてはいけないというわけではないので、春だろうと秋だろうと冬だろうと「土用の丑の日」に鰻を食べるというのは自由ではありますが、由来があるのとないのとでは、なんとなく勢いがつかないものなんですよね~ 笑

ちなみに、秋土用も春土用と同様、鰻と結びつけられる記載は「無」でしたが、土用は、長野県岡谷市で「寒の土用丑の日」と銘うち、冬にもうなぎを食べる習慣を広めようとする運動が展開されていることがわかりました。

スポンサードリンク

なぜ夏の土用の丑の日だけにうなぎを食べるの?

なぜ夏の土用の丑の日にうなぎを食べる(た)のか? についてですが。

諸説はもっとあるようですが、主な通説を以下にとりあげました。

●江戸時代の蘭学者、発明家でもあった平賀源内が、夏場で売り上げに窮していたうなぎ屋に頼みこまれて、助けるために、うなぎ屋の店先に「土用丑の日、鰻の日」という張り紙をしたところ、それが大当たりしてうなぎ屋は大繁盛。

張り紙をしただけではなく、
「今日うなぎを食べると身体にいいよ!薬になるよ~!」と宣伝をしたので、「あの源内さんの言うことなら~」ということで、繁盛したとも言われています。

ここから、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる風習となったということです。

●また、「万葉集」の大伴家持の和歌に、

痩(や)す痩すも 生けらばあらむを 将(はた)やはた 鰻(むなぎ)を漁(と)ると 河に流れな

(意訳/痩せていても生きてはいられるのだから、鰻をとろうとして川に流されないようにな)

とあり、万葉時代からすでに鰻を食べると太り、健康になれるといった知識があった(だから、鰻を捕ろうとして川に流されないようにと注意した)ことが伺われます。

また、

石麻呂(いしまろ)に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふものぞ 鰻(むなぎ)とり食(め)せ

(意訳/石麻呂よ、夏痩せによいという鰻を取って食べたらどうだ)

とすすめている歌もあります。

鰻は万葉時代からずっと、夏痩せによく効き、夏場の滋養強壮によいとされていたのですね。

平賀源内さんはおそらく当然、このことはご存知だったのでしょうね。

●さらにもう一点。

そもそも丑の日には、「う」のつく物(うどん・梅干し・瓜など)や黒い食べ物を食べると病気にならないという言い伝えがあるのです。

「う」のつくうなぎはまさにぴったり!ですね。

こういった数々の意味があると、夏の土用の丑の日に鰻を食べるという風習が定着するのももっともだとうなずけます。

なんといっても、万葉の時代でも江戸時代でも現代でも「夏バテに鰻」は鰻。

確かに鰻はこの時期に万能な食材で、理にかなっていると言われています。

定着し、風物詩となるのも納得です。

春土用に食べるとよいとされている食べ物は?

では、春の土用に食べるとよいとされているのは?

「夏土用には「丑-う」がつくもの、または黒い食べ物」

にそくして言われているのが、

春土用は

●「亥-い」がつくもの、または白い食べ物

というもの。

いちご、いんげん豆、芋、いわし、いか、しらす、などですね。

ちなみに

●秋土用は「辰-た」がつくもの、または青い食べ物

●冬土用は「羊-ひ」がつくもの、または赤い食べ物

という言い伝えがあります。

そもそも土用の期間というのは「季節の変わり目」。

次の季節へと気持ちよく進んでいくために、身体を休ませ、整えていく期間としたいもの。

身体にとって優しく、心地良く精がつくような食べ物を食べたいですね。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする