関門海峡花火大会は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区が海峡を挟んで共催する、西日本で有数の大規模な花火大会です。
2025年で41回目を迎え、例年15,000発を超える圧巻の花火と、海峡ならではの水上演出が魅力。
下関側では一尺五寸玉や水中花火など迫力満点のプログラムが展開され、夏の夜を美しく彩ります。
本記事では、開催日や会場アクセス、有料席情報、見どころ、混雑対策、周辺グルメ情報まで、観覧前に知っておきたい最新情報を詳しくご紹介します♪
関門海峡花火大会2025（下関会場）の開催日・時間・打ち上げ数は？
■ 開催日とタイムテーブル
- 開催日：2025年8月13日（水）
- 打ち上げ時間：19:50～20:40（予定）
- 下関会場の詳細：19:35～20:50という情報もあり、例年50分程度のプログラム
2025年の関門海峡花火大会は、8月13日（水）に開催されます。
花火の打ち上げは19時50分から開始され、下関会場ではやや早めにスタートし、例年通り約50分間にわたり夜空を彩ります。
■ 下関会場・門司会場の違い
- 下関会場：岬之町埠頭、あるかぽーと下関、カモンワーフ、唐戸市場前など。水中花火や大玉が見どころ。
- 門司会場：門司区西海岸付近。尺玉100連発やドローン演出が魅力。
- 両岸同時演出：海峡を挟んだダイナミックな同時打ち上げが圧巻。
関門海峡花火大会の魅力は、下関と門司の両岸から同時に花火が打ち上がる「共演」にあります。下関側は大玉や水中花火による迫力重視、門司側はリズミカルな演出で観客を魅了します。
■ 花火の打ち上げ数・昨年との比較
- 2025年の総打ち上げ数：約15,000～18,000発（下関・門司合計）
- 内訳：下関側 約10,500発 ／ 門司側 約7,500発
- 昨年との比較：昨年より約3,000発増加、より大規模に
今年は昨年から打ち上げ数が増加し、両岸合わせて最大18,000発が予定されています。全国でも有数の規模を誇る大会で、海峡に響く音と光の競演は必見です。
※天候や当日の状況により、スケジュールや打ち上げ内容が変更される場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
会場アクセスと観覧場所の詳細｜下関側のおすすめスポットも紹介
■ メイン会場の解説（岬之町埠頭・あるかぽーと下関など）
- 岬之町埠頭：下関側の打ち上げ拠点で、一尺半玉や水中花火が目の前に見える迫力のロケーション 。
- あるかぽーと下関：水中花火が美しく見える人気エリア。有料席もあり、視界が広く遮るものなしです。
- カモンワーフ／唐戸市場前：比較的落ち着いた観覧環境。花火はやや遠いけれど混雑は少なめです。
■ 最寄駅・シャトルバス・アクセス手段
- 電車：JR下関駅東口から徒歩20分程度。唐戸経由バスで「海響館前」停留所下車が便利 。
- シャトルバス：当日は下関駅周辺から臨時バスが多数運行（詳細未発表だが例年実施） 。
- パーク＆ライド：JR長府駅前の駐車場（市営ボートレース場）に駐車 → 電車・バスで会場へ。
■ 場所取りにおすすめのエリアと注意点
- 早めの陣取り：有料席開場は岬之町・あるかぽーとが16時、カモンワーフ・唐戸が17時頃から開場。
- 無料席の穴場：唐戸市場沿いや彦島南公園は比較的空いており、ゆったり楽しめる 。
- 高台スポット：火の山公園や巌流島は、夜景＋全景が楽しめるが、アクセス渋滞と駐車混雑に注意。
- 禁止事項：場所取りは開場前に撤去対象。建物や私有地への立ち入りはNG。
下関会場では、岬之町埠頭とあるかぽーとがメインスポットで、水中花火や一尺半玉など迫力満点の演出が楽しめます。
有料席利用なら16時以降の早めの到着が安心。
公共交通機関が強く推奨され、JR下関駅からは徒歩または唐戸経由バスで簡単にアクセスできます。シャトルバスやパーク＆ライドも年中大活躍。
また、無料ながらも穴場として人気の「唐戸市場前」や「彦島南公園」は混雑が少なめで穴場スポットです。さらに高台から全体を見渡すなら「火の山公園」や「巌流島」もおすすめですが、アクセスと駐車は早めに計画を。
※当日は交通規制も実施されます。公共交通機関やバスの運行時刻は事前に確認を。公式サイトや最新情報をチェックすることを推奨します。
有料席情報と予約方法｜2025年の販売状況をチェック
■ 有料観覧席の種類と料金
- 岬之町埠頭／あるかぽーと会場（下関）
– 一般席：大人3,000円／子供（小中学生）1,000円
– スポンサー席：5,000円（小学生未満無料） - カモンワーフ・唐戸市場前会場
– 一般席：大人2,000円／子供（小中学生）1,000円（小学生未満無料） - 桟敷席などプレミアム席（門司側協賛チケット）
– S席・A席・B席など5人席から8人席：約23,000～52,000円（E席は8名）、芝生プレミア椅子7,000円、イス席5,000円、テーブル席33,000～36,000円など豊富 - ボックス指定席（6人）
– 最大45,000円／プレミアA（6人）75,000円／プレミアS（4人）80,000円／VIP（5人）300,000円
※門司・下関含む
■ 予約開始日・購入方法
- 下関一般・スポンサー席（チャリティエリア）
– 申込期間：2025年6月24日10:00～8月12日23:59
– 販売は「チケットペイ」で受付（コンビニ払い／クレジット／PayPay対応 - 門司側協賛席
– 2025年7月12日10:00よりセブンチケットにて発売開始 - コンビニ店頭
– 下関はファミリーマート／セブン-イレブン店頭端末での発券可
■ 過去の混雑状況と比較したメリット
- 混雑緩和：有料席は場所取りの手間不要＆入場制限ありで安心。
- 快適性：イスやテーブル付きゆったり席が充実、座って観覧できる利便性も大。
- アクセス安心：有料席には専用入口あり、遅めの到着でも確実に観覧可能。
- 体験価値：スポンサー席は音楽花火の音響付きで臨場感・演出効果が高く、家族連れやグループにも最適。
2025年は下関・門司両側から幅広いタイプの有料観覧席が販売され、早期購入者には選択肢が豊富です。特にチャリティエリア（岬之町埠頭／あるかぽーと）は座席付きで大人3,000円と比較的手頃。門司側の桟敷席やテーブル席なども多彩で、グループ観覧に向いています。
購入はオンライン「チケットペイ」または「セブンチケット」、コンビニ端末での発券が主流。過去は開始直後に売切れが相次いだため、予約開始日時には早めにアクセスするのがコツです。有料席は安心な観覧環境を求める人に特におすすめです。
※価格・内容は天候・運営都合により変更される可能性があります。最新状況は公式販売サイトをご確認ください。
花火大会の見どころ・演出｜音楽花火や注目プログラムも
■ 花火の種類や構成の特徴
- 一尺五寸玉（直径約45cm）40連発：下関側の目玉プログラムで、夜空を連続で大きく染め上げます。
- 水中花火：海面を震わせる大音響が魅力。海峡の水面に反射する美しさも特徴です 。
- 復興祈願「フェニックス」花火：力強い象徴演出として好評の定番プログラム。
- 門司側の尺玉100連発＆音楽花火：リズミカルに連続で打ち上がる演出で、かつ音楽とのシンクロもあります。
- ドローンショー（800機）：打ち上げ前と合間に実施。イルカやクジラ、関門橋などを描き、花火と合わせた演出が楽しめます。
この花火大会の魅力は、大迫力の弾着演出とバリエーション豊かなプログラム構成にあります。
下関側では一尺五寸玉が連発され、水中花火やフェニックス花火で迫力と感動を演出。
門司側は尺玉100連発と音楽連動の演出で盛り上げ、両岸の協調と対比がハイライトです。
■ 音楽とのシンクロ演出はある？
- はい、門司側では音楽に合わせた“音楽花火”があります。リズムに乗せて打ち上がる尺玉やスターマインが人気です。
- また、ドローンショーも音楽やストーリー演出が組み込まれており、視覚・聴覚両面で楽しめる構成です。
2025年は門司側での音楽連動がさらに進化し、“音楽花火”が盛り込まれました。
花火とBGMのタイミングが揃う演出は、迫力だけでなく感動の演出効果も抜群です。
ドローンショーにも音楽とのタイミング演出が加わり、エンタメ性が格段にアップしています♪
■ 昨年の人気花火プログラムの紹介
- ドローンショー（2024年実績）：初サプライズとして500機が登場。イルカやクジラなど海洋モチーフが夜空を彩り、SNSでも「感動した」「幻想的だった」と話題に。
- 一尺玉40連発：昨年から継続した連発演出。音も光も圧倒的で、フィナーレを飾る見応えある構成でした。
- 復興祈願「フェニックス」：昨年も登場した感動的な演出。今年も定番として期待されています。
2024年は花火大会における“演出ショー”としてドローン導入が爆発的話題を呼び、観客数も増加。イルカやクジラの演出はSNSを賑わせ、今年はさらにその規模を増し800機で展開されます。また、定番の一尺玉連発やフェニックス花火も昨年以上に感動を呼び、今年も注目のプログラムです。
※プログラムは予告なく変更される場合があります。最新の演出内容は公式発表をご確認ください。
混雑対策・周辺グルメ・宿泊情報まで｜快適に楽しむためのポイント
■ 混雑対策の裏ワザ
- 入退場時間をずらす：下関会場は終了間際が特に混雑します。終盤に退出を焦らず、ラスト数分で出るのがスムーズ。
- 逆ルートで帰る：唐戸市場からスタートし、下関駅方面へ向かうルートは人が多いため、駅とは反対方向（彦島側）へ先に進み帰路の余裕を持つのがおすすめ。
- 公共交通＋徒歩の組み合わせ：シャトルバスが混雑する場合はJR長府駅まで歩き、そこから電車を利用すれば待ち時間を短縮できます。
■ 周辺グルメ・屋台情報
- 下関名物ふく料理：会場至近の「唐戸市場」では新鮮なふく（フグ）の刺身や天ぷら、ふく汁が味わえます。夕方から営業する店が多く、花火前の腹ごしらえに最適。
- 屋台・露店：会場周辺には焼きそば・たこ焼き・かき氷など定番屋台が出店。子連れなら唐戸のお寿司屋台がおすすめ。
- 地ビール・地酒：あるかぽーと付近では地元のクラフトビールや日本酒を提供するブースもあり、大人も楽しめる一杯が魅力。
■ 宿泊・休憩スポットガイド
- 会場近隣ホテル：下関駅周辺のビジネスホテルやシティホテルが徒歩圏に多数。早期予約で花火当日も安心。
- カモンワーフ周辺：観覧後に夜景を見ながら食事も可能。テラス席付きの宿泊施設も。
- 休憩スポット：唐戸市場内やカモンワーフ内にはトイレ・休憩スペースが充実。荷物置きも兼ねて早めに確保を。
花火大会当日は、会場内外での人波が特に集中しますが、退場時間を工夫したり、駅とは逆方向へ足を運ぶことでスムーズな帰路が可能です。公共交通機関のみならず、徒歩＋電車の組み合わせも賢く利用すれば待ち時間を大幅に軽減できます。
また、唐戸市場のふく料理や屋台グルメを楽しむことで、花火だけでなく食も満喫できます。大人向けには地ビールや地酒のブースもあり、会場の雰囲気をより一層盛り上げます。
宿泊をお考えの場合は、下関駅・カモンワーフ周辺の宿を早めに押さえるのが安心。会場近くで過ごす夜は、ゆったりくつろげるテラス付き施設や休憩可能なスペースの確保も重要です。
※当日は混雑や交通規制が予想されます。ホテル予約・交通手段・会場周辺の最新開閉情報は事前に公式サイトで確認することをおすすめします。
関門海峡花火大会2025の完全ガイド まとめ
関門海峡花火大会2025（下関会場）は、迫力と美しさが融合した全国屈指の花火大会です。
下関ならではの大型花火や水中花火、音楽と連動した演出は、毎年多くの観客を魅了し続けています。
混雑を避けるためには、交通手段や有料席の活用、周辺環境の下調べが鍵となります。
また、唐戸市場をはじめとするご当地グルメや宿泊施設の活用で、花火の観覧体験をより充実したものにできるでしょう♪
今年も関門の空と海を彩る壮大な夜を、存分にお楽しみください！
