神戸風月堂からの「全ての和菓子の製造販売を8月末で終了します」とのお知らせをツイッターで目にしました。
これを目にして、誰もがまず頭に浮かぶのは
「ゴーフルは大丈夫?」
「ひょっとして、ゴーフルがもう食べられない?」
「それはつらい…」
ではないかと思います。
で。結論から言いますと、大丈夫です。
ゴーフルは洋菓子なので9月以降も販売されます。
神戸風月堂さんのツイッターに以下のように載っていましたので、ご覧ください。
また、ゴーフルがいつからあるのか?についても調べましたので、 この機会にぜひご確認ください。
神戸風月堂 これからもゴーフルは製造販売されるの?
神戸風月堂のゴーフルが食べられなくなるなんて…というツイートに、 神戸風月堂さんから以下のような返信がありました。
ゴーフルをはじめとした洋菓子は、9月以降も販売いたします。ご安心ください??
— 神戸風月堂(公式) (@kobefugetsudo) August 20, 2020
ゴーフルを含む洋菓子の製造は続くのですね。
安心しました♪
神戸風月堂さんの「…製造販売を8月末で終了」というツイートに「ゴーフルは⁉」と反応したapyapiさんのお気持ち、わかります。
神戸風月堂さんのゴーフルって、もはやなんというか一種超越的なお菓子です。
これだけたくさんのお菓子が生まれては消え…を繰り返す中で、ずっと存在し続けているゴーフル。
いつも手軽に買えるというわけではないけれど(私にとっては)、時にいただいたりすると「嬉しい!」と思い、口にすると「やっぱり美味しい!」と思うなじみのある美味しさの食感、味わい。
神戸風月堂さんのゴーフルはいつもあって当たり前だったので、突然なくなってしまうと聞くと、急に寂しく、とても残念になります。
(今回はなくなりません)
こういうお菓子は他にもあるでしょうが、まさに神戸風月堂さんのゴーフルはそういうものだと再認識します。
そして、神戸風月堂さんといえば「ゴーフル」しか購入したことがなかったことに思いいたり、創業当初から123年にもわたって製造販売されてきた「神戸異人館巻」「栗饅頭」「大輪田」などの和菓子を食べられずに終了してしまうことが残念です。
「さんちか」の『神戸風月堂』も8/31で閉店
「さんちか」の『神戸風月堂』も8月31日で閉店だそうです。
55年続いたということは、 1965年(昭和40)からずっとあったということ。
甘味屋さん的なお店で、昔からのファンも多くいらっしゃるでしょうね。
こちらも寂しいことですね。
55年続いた「さんちか」の『神戸風月堂』が閉店するみたい。8/31まで。感謝祭で喫茶メニューは20%オフ https://t.co/O8Gc1VCWYR
— 神戸ジャーナル (@kobejournal) August 19, 2020
ゴーフルはいつから作られたの?
神戸風月堂さんのゴーフルが今後も製造され続けるということでほっとしたところで…そういえば「ゴーフルはいつからあるの?」と疑問に思い、調べました。
神戸風月堂は創業1897年。
神戸元町でスイーツの製造販売を100年以上続けてきた名店です。
神戸風月堂さんの公式サイト「ゴーフル物語」にゴーフルの歴史がありましたので、
引用させていただきます。
大正15(1926)年頃、洋行帰りのお客様がフランスの焼菓子を持参され、「日本でもつくってみてはどうか」と提案されたのがそもそもの発端なのであります。 当時の和洋菓子の技術者が、和菓子作りの伝統と洋菓子作りの進取の精神で試作研究に取り組みました。
ゴーフル物語 http://www.kobe-fugetsudo.co.jp/story.html
フランスの焼き菓子を真似るのではなく、日本人の嗜好に合うようにと、 フランス製の長所を存分に生かしつつ和菓子の長所をも取り入れ、試作・研究に没頭いたしました。 その苦心が実を結び、発売にこぎつけたのは昭和2(1927)年のことでありました。
発売にこぎつけた昭和2(1927)年 から、戦争の時代の製造中止を経て、戦後ようやく知名度・販売実績が伸びていきました。
なじみ深いはずです。
発売開始が1927年ということは93年も前 。
ゴーフルがそんなに前からあったことに驚きました。
これからもずっと製造を続けて欲しいです☆
菓子缶
— 昭和ショウ🐻👓🎀 (@showa_show) July 4, 2017
神戸元町 風月堂
1970年代 pic.twitter.com/c36rNuSIVd
今日のおやつは「神戸風月堂 元町本店」で(^^)
— わがままがかり@いきもの好きの自己チューおやじ😠 (@takoyakinabe99) April 7, 2018
先程のミュージアムの2軒隣のお店で120年の歴史があります。
で、ケーキやあんみつなどいろいろありましたが、今日は寒いのでぜんざいにしました😋
上品なお店に神戸マダムや外国人、カップルで混雑するなか、ぜんざいを食べるおっさんはどうなんだ?😓 pic.twitter.com/UG77U4eHC8
まとめ
和菓子は残念ですが、神戸風月堂さんのゴーフルが9月以降も食べられると知り、ほっとしました。
愛知県に住んでいることもあって、日頃は神戸風月堂さんのゴーフルにふれる機会はほとんどないのですが、そんな自分でも存続に「ほっとする」ほどの存在。
お住まいの地域的に、 神戸風月堂にもっともっと馴染みのある方々にとっては、和菓子の製造終了はさぞかしショックなお知らせだったと思います。
時間とともにいろいろ移ろっていく中で、さみしいことも起きてしまいます。
これまで楽しませてもらったことに感謝しかないですね。