うちの猫が子宮蓄膿症で開腹手術を行いました。
手術後の経過もよく、傷口もきれいで、残すは傷口をとめてあった医療用ホッチキスの抜糸 のみ。
どんな風に抜糸が行われるのか?
抜糸の猫がじっとしているのか?心配でしたが、 おびえて固まっている間にささっと抜糸完了。
思っていたよりも簡単であっという間に済みました。
先生の許可をいただいて抜糸の際の撮影もできましたのでよろしかったらご覧ください。
手術から抜糸までの期間もご参照ください。
猫の開腹手術後の抜糸までの期間(日数)
我が家の猫の場合、子宮蓄膿症の手術してから4日後に退院しました。
退院の際、8日分の抗菌剤をいただき、それがなくなった頃、抜糸にお越しください。
と言われました。
抜糸の期間として厳密な感じでの指示ではありませんでした。
カラーも使用せずに過ごせたので、ストレスはなかっただろうと思います。
いつもの自分の家に帰り、安心して過ごしていました。
年末・年始をはさんだこともあり、8日分の抗菌材がなくなった2日後に病院へ。
日数で言うと、手術後15日目に行きました。
期間的にはだいたい2週間ということになります。
傷口はとてもきれいだったので、すぐに抜糸を。
猫の手術後~医療用ホッチキスの抜糸はものの3分もかからず終了
うちの猫の場合、開腹手術後、縫合に使われていたのは糸ではなく医療用ホッチキスでした。
なので抜糸=ホッチキスの針をペンチでパチパチと切ってはずす。
という方法。
小柄な猫ですが、お腹は7本のホッチキスでとめられていて、その1本1本ずつをパチパチ切って指で取りはずします。
先生はさすがの手際よさ。
3分もかからないくらいで終了しました。
おびえて暴れるのではないかな?
どうやって抜糸するのかな?
逃げようとして動くと危ないから麻酔とかするのかも?
…などと抜糸の方法を想像していたのですが、先生の指示により家族が後ろから猫を立ち上がらせて両手で支えておさえ。
猫は怖さのあまり動けなかったのか、 抜糸の間そのままの態勢で、じーっとしていました。
痛そうにしている様子でもありませんでした。
↓
抜糸後約1週間の猫のお腹。
うっすらと毛も生えてきました。
↓
なお、抜糸の費用は800円でした。
猫の開腹手術から抜糸までの期間、日数
まとめますと、猫の開腹手術から抜糸までの期間・日数は15日。
およそ2週間で抜糸も済み、すっかり元に戻りました。
手術前と同じように元気で、体重も手術直前に比べて200g増えました。
もともと食が細い猫だったのですが、体力をつけるために退院時に食欲増強の薬をいただき、そのおかげで食欲もでたのです。
手術跡もとてもキレイで、お腹の毛を剃った部分にも毛が生え始めました。
本当にやれやれよかった!です。
まとめ
今回の猫の手術・入院で感じた一番のことは、猫は「家」が全て。
ということです。
猫にとってはお腹を切られたことよりも何よりも、「どこか知らないところにいる!!」ということが最重要ポイント。
さぞ不安でいっぱいだろうと手術の翌日お見舞いに行ったのですが、家族を見て安心して喜ぶどころか無関心、眼中にもない様子。
ぼーっとしていて心ここにあらずといった様子で、自分のおかれた状況への不安あるのみ。
身体が弱っているから逃げ出すことはできずじっとしているけれど、心は不安の海を漂っているだけ…という感じで不憫でした。
夜、病院が無人の時もケージ内におかれた小さなブランケットにもぐって隠れていたらしい。
以前、飼っていた犬が入院した際は、家族がお見舞いに行くと弱っていながらも嬉しそうケージに鼻をこすりつけたりしたものですが、それとは大違いの反応です。
うちの猫はもともと人みしりで特別臆病だとは思っていたのですが、その子が入院するとこうなる…ということを目の当たりにしました。
猫は人より家につく と耳にしたことがありますが、そのとうりですね!
なにはともあれ無事に以前の暮らしが戻ってきて本当によかった。
こんな思いはもうさせたくないです~!
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