ドクダミの駆除にできれば除草剤を使用せず、ドクダミとの相性的にドクダミに勝つことのできる植物を栽培したらいいのでは?
という考えが頭をよぎる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで調べてみたのですが、ドクダミ駆除の対策に他の植物を植えたとしても、生き残るのはやはりドクダミの方。
という事実が多く…それだけドクダミはなかなか手強い植物なのですね。
でもそれでも、
・ドクダミよりも強い?
・相性的にドクダミに勝つ?
と言われる植物を探したところ、数種類の名前を見つけることができましたので、ドクダミの駆除対策の一つとして一度お目通しください。
ご参考になれば幸いです。
ドクダミに勝つ植物「パクチー」
まだ実践はしていないので、体験談として報告することができないのですが、検索して見つけた、
どくだみに勝つ植物…「パクチー」
に心惹かれています。
「どくだみだらけのエリアに、パクチーの種をまいてみる」という簡単な方法。
↓こちらの方法でやってみたくなりました。
日当たりが強い所はパクチー(コリアンダー、香菜)が占拠してます。こぼれ種でどんどん広がり、最初丁寧に栽培したのが馬鹿馬鹿しい増え方です。しかもなんだか奴らには季節感が無く、年中繁っては枯れを繰り返してどこもかしこも、といった感じ。花は綺麗ですが…一年草が一年中繁るという事態になってます。
駆除するつもりならパクチーのほうが楽です 。
ヤフー知恵袋
↑ちなみにこの方は、この文の前に、
「1m位のバケツみたいな物でビオトープを作り芹を入れたらはみ出して庭のドクダミエリアが芹の繁みになりました(-.-;)
野性の芹です」
とも仰っているので、野生の芹もドクダミに勝つ植物ということがわかります。
話はどくだみとパクチーに戻ります。
˙
— ツキとタイヨウと暦 (@_NichiNichi_) April 6, 2022
コリアンダー、シャンツァイとも呼ばれるパクチーは、セリ科のハーブで緑黄色野菜の一種。
特有の香り成分ゲラニオールには、女性ホルモンであるエストロゲンの働きを高めてホルモンバランスを正常化する効能があるとか。
年中流通していますが露地物の栽培が盛んになるのは3〜6月。#パクチー
. pic.twitter.com/CmwOmmY3HE
パクチーが嫌いでなければ(パクチーなら栽培も楽そうです)、
パクチーが増えてきたらもちろん食べることができます。
一緒に生えているであろう、ドクダミも一緒に。
どくだみには「毒」はなく、生で食べてもOKな植物。
新鮮などくだみの葉には豊富な栄養素が含まれています。
なんといっても昔からの薬草(日本三大薬草の一つ)ですから。
気になるどくだみの匂いは熱湯をかけたり、炒めたり、と熱を通すことで簡単に消えます。
パクチーはどくだみの葉の味に似た味です。
パクチー、また開花してます。
— テラゲンファーム(Terragen Farm) (@teragen110) April 26, 2022
この可憐さ、なんかお気に入りです。
パクチー栽培は、葉っぱを食べて、花を咲かして、そして種を取るまで楽しめるので、お得です。 pic.twitter.com/zCxFYrnvYa
↑パクチーの可憐な白い花は、先日買った「オルレア」にそっくりでびっくりしました。
そこで「オルレア」について調べたところ、オルレアはヨーロッパに自生するセリ科の一年草で、近頃とみに庭のアクセントとして栽培する人が増加しているとのこと。
ここでもまた登場した「セリ科」。
パクチーもセリ科なので、どくだみはひょっとしたら「せり科」に弱いのかもしれませんね!
↓こちらはオルレアの花。
個人的には、今のどくだみが一面びっしりの実家の庭に関して、どくだみを完全に駆除とまでは望んでいないため(なんというか、弱い希望)、どくだみに混ざってこの可憐な感じのパクチーが存在し、それによってどくだみの勢力が弱まる…という現象でかなり嬉しいです。
「パクチー」が嫌いでなくてよかった?笑
うちのお庭に可憐な白いお花が咲いた。花屋で見たオルレアと言う花に似ていたのでどこからか種が飛んできたのかな〜ウキウキと思っていたらパクチーだった。葉っぱ摘むとちゃんとパクチー臭。オルレア、パクチー共にセリ科なのでお花が似てるのね。 pic.twitter.com/mVNIsKlfK4
— ポポ (@ctat999) May 6, 2022
妻がパクチー好きなのでコリアンダー栽培。
— 盛岡ハリストス正教会 (@moriokaorthodox) May 17, 2022
採れたては香りが強く鮮やかで美味い!
種から育てましたが、簡単に育ちますね。これは毎年やろう。 pic.twitter.com/Rx1eMsUumm
沼津市我入道のMissionBayさん、7月は今月のレモンパイとはうってかわってエスニックな「茹で鶏と香味野菜のタイ風ダッチベイビー」だそうです!誰だパクチー食えないヤツは!(抜けるそうです)※7/31までの提供🤤
— とみぶー (@tomibooyk) June 30, 2021
そういやパクチーって今沼津の一部で流行中のどくだみを生食した時の味に似てるよね🤔 pic.twitter.com/mKuBfJ4gka
ドクダミに勝つ植物「ヤブカンゾウ」
我が家では「ヤブカンゾウ」を密集させるとドクダミもヤブカラシもまばらになりました。ヤブカンゾウは山菜として利用できるので一石二鳥です。タラの木が大きくなるとその周辺でもドクダミがまばらになってます。ニラの並び周辺でもドクダミはあまり伸びてきません。バランの株の間にもあまり侵入していません。
ヤフー知恵袋
「ヤブカンゾウ」も若い芽や蕾は食用になる多年草の植物。
現在では北海道から九州にかけて自生しています。
「ヤブカンゾウ」は八重咲きで「ノカンゾウ」は一重咲き。
栽培方法…種はありません。苗を植え付けます。
野原・土手などに自生しているので栽培は比較的楽です。
ヤブカンゾウの花が咲き始めました!相変わらず豪華で美しい花ですが、一日花だし食用に栽培しているので早速みそ汁の具になりましたw
— 滝口琳々 (@Lingling_Taki) June 23, 2017
中華食材の金針菜(ユリの花)。鉄分はホウレン草の20倍ということで貧血の特効薬として知られています。精神安定作用もあるので忘憂草とも言われています。 pic.twitter.com/9dLDZ1BsSm
当館の庭でヤブカンゾウが盛りを迎えています。百合のようでいて、1日花の名の通り、切り花にしても1日しかもたず生け花には向かない花ですが、根が薬になったり、若い芽や蕾は食べることもできます。今年は特によく開いて、ここのところ会席の中にも偶に入ることがあります。まさに自家栽培品です。 pic.twitter.com/mKSIrIoERL
— ふわっと女将♨️はたご小田温泉 出雲 (@odaonsen) July 14, 2019
ヤブカンゾウは苗を植え付けてそこから増やしていくので、ドクダミのエリアの広さによってはなかなか気の長い話になってしまうかも?
ですが、植えておいて、しばらく時間が経過した時に
「え!どくだみ減ってるじゃん!」
との現象を目にできたら嬉しいですね。
とりあえず、植えてみないことには始まらないですね。
ドクダミに勝つ植物「ミント」?
ドクダミにミントは勝てるような気もしますが、勝てはしないようです。
ドクダミとミントは共存共栄。
両者が相当わさわさと庭に広がる…との声が多いです。
ミントは背丈も高いですし…あまり繁ってしまっても。
ちょっと試案のしどころですね。
やはりこの↓ジャングルはNG~ 笑
どくだみとミントのジャングル2022
— こげぱんの権化なおっしー (@angelicmixxx) April 22, 2022
#どくだみvsミント pic.twitter.com/XKjDRQoqSH
まとめ
この記事では、ドクダミに勝つ植物をご紹介しました。
ドクダミに勝つ植物として名前の挙がったものは、パクチー、ヤブカンゾウ。
そしてさらっと、野生の芹、タラの木、ニラ、ハランの名前も挙げられています。
ドクダミの駆除はかなり困難。
かなりのパワーで立ち向かわないと勝てることはないと思われます。
どくだみ駆除はかなーーーり困難と思われます。
— 吉 雫華 華玉drops(旧:吉っ子) (@kichikko) January 22, 2022
少しでも根が残ってたらそこからまた増えちゃうからね。
前の賃貸の庭、私が入居する前に除草剤撒かれちゃって、最初の年はどくだみも生えてなかったけど翌年からたぶん生き残ったから普通に生えてきて、どんどん増えたからねぇ。
↑本当にドクダミは強力ですね…。
なにがなんでもドクダミを根絶させるような強硬な対処を選んでいないと思われる今回のような場合は、まずは勝つと言われる植物の種をまく、苗を植えるなどして、その後、時間と少しの希望で見守る…といった期間の末、果たしていい結果が出るか?ということになるのではないかと思います。
なので、自分としては、花も大好きなパクチーの種をとりえず撒いてみようかと思っています。
今回この記事を書いていてパクチーの花の可愛さを知りました。
80代の母がドクダミにすっかりあきらめている実家の庭…今の時期は一面どくだみ…に、できるだけ早くパクチーの種を持って帰って撒いてきます。
その結果をご報告できますように♪
6/11 追記
実家に行きましたが、パクチーの種まきはできませんでした。
庭の写真は撮ってきました。
うちのド・ク・ダ・ミです。
↓ドクダミの葉を少し茹でて、その日の夕食の焼肉を包むサニーレタスとともにお肉を包み、食べてみました。
さっと茹でたドクダミの葉…匂いはしっかり残っていて、食べる気にちょっとなりませんでした。
私だけは3口くらい食べましたが、家族は拒否 笑。
軽く茹でるだけでは匂いはなくならない ということが分かりました。
おススメはできません。。
種まきをする時間がなかったので、そちらのご報告ができなくてすみません。
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