白髪がじょじょに増えてきた50代。
白髪を染め、髪色を少し明るくする白髪染めカラーをここ5~6年ずっと美容院で行ってきました。
私の美容院での白髪染めは「リタッチ」という、髪の伸びてきた部分、生えてきた白髪をメインに染める方法で、頻度は1.5ヶ月に1度です。
時に白髪染めの全体染めも行ってきました。
この染め方で白髪が気になる時間を過ごすことはほとんどなく、もちろんかぶれたことなどなく、肌が弱いのに、髪も傷まずきれいで満足(たびたび褒められます、髪だけは)。
ずっとこんな感じで白髪とつきあっていこう と思っていたのですが
先週、初めて白髪染めでかぶれてしまいました・・・
その時の状態と、かぶれた原因で思い当たること、今後の白髪染めについて思っていることを書きます。
白髪染めに初めてかぶれた
上の画像をご覧いただくとおわかりのように、美容院から帰ってきた夕方、ふと鏡を見ると、頭皮が部分的に茶色になっていました。
自分で見つけられる範囲に、島のように3~4カ所、頭皮が茶色く変色していました。
まるで頭皮も染まっているかのよう…
家族に後頭部などを見てもらったところ、変色しているのは画像の部分のみでした。
これまで白髪染めでかぶれたことは一度もなかったので、
「かぶれ?」
「刺激による反応?」(…それこそがかぶれってことですが)
と不安になりました。
なぜ、いつもと違い、今回だけこうなってしまったのか?
私には、すぐに思い当たることがあったのです。
「今回は白髪染めの液がすごく沁みた」
のです。
つけた直後、「やけに沁みるなぁ~なんだか痛いなぁ~」と思っていたところへ、美容師さんが「沁みないですか?」と聞いてくれて。
その時、「いえ、沁みます」と答えたのです。
「いつもはこんなに沁みないのに」と。
すると、美容師さんは、
「そうですか~。
我慢できなかったら言ってください。処置しますので…といっても、白髪染めを落とすことしかできませんが」
「白髪染めを中止するしか方法がない」と聞き、
我慢できないほどでもないかな~
白髪染めしないと困るし、やめるわけにはいかない・・・
などと思っているうちに、じんじんとした沁みや痛さも収まってきたように感じ、結局そのまま白髪染めを続行しました。
沁みや痛さに慣れてしまっていたのかもしれません。
で、帰宅して鏡を見たら画像のようになっていた というわけです。
痛みも痒みも特にありません。
シャンプーの際に髪を触ると、生え際や頭頂部の髪の付け根が軽く痛むため、髪の根本が傷んでる?とも感じ、もし髪が抜けてしまったらどうしよう?
と不安でしたが、杞憂に終わり、ほっとしました。
白髪染めでかぶれた原因はこれかも?
私にはさらに、今回ちょっと思い当たることがありました。
白髪染めに美容院へ行く1週間ほど前、いつもと違う洗い流さないトリートメントを使ったところ頭皮が痒くなり、シャンプーをしても数日間は頭皮が痒くて、かりかり搔いていたのでした。
通常、白髪染めを行う前にこんな状態だったことはありません。
なので、その時すでに頭皮に異常が起きていて(自分では痒みしか感じなかったけれど)、その上で白髪染めを行ったことが原因なのかも?
アレルギーというわけではなさそう?
と感じているのです。
市販・通販の白髪染めにも当然、「髪や頭皮に異常があるときは使わないように」という使用上の注意があります。
それをうっかり忘れていたのがよくなかった と思います。
これまでかぶれたことが1度もなかったという過信もあったのですね。
髪や頭皮がいつもと違う感覚の時には、白髪染めをしてはいけない と今さらながら思いました。
白髪染め 沁みたら要注意!?
そして今回、何よりも反省しているのは、「いつもよりぐんと沁みた」のに中止しなかったこと。
「沁みる」度合は、感じ方の個人差もあるし、本人にしかわからないことで、美容師さんはなんとも判断できないでしょう。
また、塗り始めは多少の沁みる感は誰でもあるようです。
でも、「いつもより沁みる~!」と感じ、ぴりぴりした痛みが続いたときは、きちんとそのことを伝え、自分で「中止」と判断するべきだったのです。
今回のかぶれで、白髪染めがちょっと怖くなりましたが…だからといって、白髪染めを止めるつもりはありません。
次に美容院へ行くときは…(やはり不安です)
●頭皮・髪にいつもと違う感じはないか?
をしっかりチェックし、
●白髪染めがひどく沁み、その沁みや痛みが収まらない場合は中止する
と決めています。
美容院によっては、白髪染めを行う前なら、
・薬剤を頭皮につけない
・頭皮を保護するスプレーを使う
などの対応策もあるようなので、その点も聞いてみようと思っています。
なお、上掲の頭皮のかぶれ部分ですが、1週間程度でだんだん茶色い部分が固くなり、かさぶたのようになり、縮まってきました(色は濃くなりましたが)。
今となれば、この程度ですんでよかった と思うべきなのかもしれません。
「沁みる」のを我慢して私のようにかぶれてしまわないよう、お気をつけくださいね。