4000年で球体になった奇跡の石「かんのん浜ポットホール」の場所は、静岡県伊東市城ケ崎海岸の海岸の岩場です。
「かんのん浜ポットホール」奇跡の球体の石を見つけるのはなかなか大変そうですが、自然と時間によって創り上げられた、約70cmの見事な球体の石を見た人はみな、その不思議さに驚嘆するそうです。
4000年という想像もつかないほどの長い時間、波に転がされ続け、まるで機械で削ったようにまん丸な球体になった石。
見てみたい気持ちはやまやまなれど、気軽に身に行けるような場所ではないのが残念です。
そんな、
・かんのん浜ポットホールの場所・地図
・かんのん浜ポットホールへの行き方動画
・かんのん浜ポットホール球体の石がごろごろする動画
・かんのん浜ポットホールとは?
をまとめてお届けします。
4000年で球体になった石「かんのん浜ポットホール」 の場所・地図
4000年で球体になった石「かんのん浜ポットホール」は静岡県伊東市城ケ崎海岸の岩場にあります。
「かんのん浜ポットホール」の所在地は、
静岡県伊東市八幡野
航空写真の地図だと風景がわかります。こちらもご参照ください。
城ケ崎海岸にあるとは言っても「かんのん浜ポットホール」の場所は波打ち際の崖付近。
海側からではなく、陸から下に降りて行って見ます。
遊歩道もなく、案内も足場も整備されていないので 、お子様連れの行楽で気軽に見物に…というわけにはいかない場所です。
足元はごつごつした岩場なのでビーチサンダルでは危険ですし、満ち潮の時間帯に行くと高い波しぶきを浴びて全身ずぶ濡れになることもあるそうです。
上記のように見学には危険を伴うため、詳しい方に同行してもらうか、ガイドツアー等に案内してもらって下さい。
伊豆半島ジオガイド協会
伊豆伊東「かんのん浜ポットホール」。岩石が水流によって動き回り、直径70センチのほぼ完全な球体ができている。丸い。 pic.twitter.com/l6WeIdfw4x
— 齋藤洋平 (@pokechin2) June 4, 2018
案内人の方に連れて行ってもらった、伊東市の市指定天然記念物かんのん浜ポットホールのレポートはこちら!
— 喫茶デイリーポータルZ (@dailyportalz) June 27, 2019
これぞ自然の神秘!!ポットホールに大感激 https://t.co/QZojnPxTlp #DPZ pic.twitter.com/SO29CrZ4SG
かんのん浜ポットホールは三年前に見に行きました。波に合わせてゴロゴロ転がります。 pic.twitter.com/nWjqsPudlb
— 🗡️トールⅡ世🛡️ (@M348wCBrW1K7A2N) June 28, 2019
かんのん浜ポットホール 行き方動画
かんのん浜ポットホールへの行き方、道順がわかる動画です。
動画の1:50辺りから、かんのん浜ポットホールへと向かい、崖の上から見下ろします。
波もあるため、側までは降りて行ってませんが、波に揉まれて丸い石がゴロゴロする様子がわかります。
干潮の時間帯なら触ることもできますが、 この球体が動くほど、波が押し寄せるので近づくこともできません。
4000年で球体になった奇跡の石を見るための条件はなかなか厳しいです。
丸い石が波をかぶり、ごろりと動く…ただそれだけなのに、波の音を聴きながらぼーっと、ずっと飽きずに眺めてしまいます。気持ちが鎮まる感じがします。
4000年もこうやってごろりごろりしているうちにまん丸になった…その悠久の時間…想像もつかないです…はぁ
かんのん浜ポットホールとは?
かんのん浜ポットホールの「ポットホール」( 甌穴(おうけつ))とは、 河床や海岸で、硬い岩石が露出している部分の岩盤の表面に生じるほぼ円形の穴のことです。
丸い石のことではありません。
城ヶ崎海岸は約4000年前の大室山噴火の溶岩で作られました。この岩石海岸の亀裂に入り込んだ岩が打ち寄せる波によって転がり、岩場に「ポットホール」と呼ばれる円形の穴をあけました。ポットホール自体は珍しいものではありませんが、その中に大きな球形の岩が残ることは少なく、伊東市の天然記念物に指定されています。
引用元 伊豆半島ジオパーク
4000年で球体になった石「かんのん浜ポットホール」の場所は…まとめ
4000年で奇跡の完全な球体になった石。
自然の力でここまで完璧な球になってしまうとは…畏敬の念を覚えます。
手を合わせたくなります。
「かんのん浜ポットホール」球体の石を見るためには、安全はもとより、天候や潮の満ち引きなど自然の条件にも大きく左右されるとあって、たとえ場所はわかっても、そう簡単に拝めるものではないようです。
波のある時はほぼ休みなく「ごろりごろり」。
この先もずっとずっと続いていくのですね~~
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