雑煮 愛知県の作り方・レシピ!特徴は「具が小松菜だけ」のシンプルさ♪

料理
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全国にはいろいろなお雑煮がありますが、愛知県(名古屋も)のお雑煮の特徴はなにしろ「シンプル」
「日本一シンプル」とも言われているようです。

具は小松菜だけという、なにやら美学さえも漂うような思い切りのよさ!

この簡素さは…それもそのはず!尾張の武家が縁起をかついて食べていたと言う説もある?お雑煮なのです。

江戸時代から始まった愛知のこのお雑煮は、そのまま今も食べ続けられています。

レシピをまとめましたが、ごくごく簡単です。
作り方、材料をさっと見るだけでどなたでも作れます。
材料もすぐに手に入ります。

よろしかったらお試しください♪
お餅がとろんと柔らかくて、小松菜と一緒に口にいれるとすごく美味しいですよ!

愛知県の雑煮の作り方、レシピ、材料

愛知県(名古屋も)のお雑煮は材料もシンプルで作り方もとっても簡単。
小松菜とカツオ節とお餅があれば作れます。

おつゆはカツオだしのお醤油味です。
名古屋だからといって赤みそ仕立てではありません( ´艸`)

お餅は四角い切り餅で焼かずに煮ます。

【材料】4人分
・角餅…4個
・小松菜…200g(袋入りの場合4分の3袋程度)
・水…900ml
・ほんだし(orカツオ味のだしの素)…小さじ2
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…小さじ1
・カツオ節適量…たっぷりトッピング!
【作り方】
小松菜は別にさっと下ゆでしてザルに広げておいて、少し冷めたら切り、お餅が柔らかくなったころ鍋に入れます。
※ザクザク切っておいた小松菜をお餅が柔らかくなる少し前に生のまま鍋に直接入れる方もいます。

1. 鍋に水、ほんだし(だしの素)、しょうゆ、みりんを入れて火にかける。
2. 下茹でして水にさらし、水気をしぼった小松菜は5cmくらいの長さに切る。
3. 煮立ったらお餅を入れて、弱火で5~6分程度、お餅が柔らかくなるまで煮る。
  ※あまり弱火になりすぎないように、ふつふつ状態で。
  お餅が柔らかくなったらできあがり。
4. お椀によそって、食べる間際にカツオ節をたっぷりトッピング。

愛知のお雑煮は本来は小松菜ではなく餅菜(正月菜)を使います

地元では、販売されていれば餅菜(正月菜)を使いますが、餅菜は愛知県尾張地方の伝統野菜です。

餅菜は柔らかいため傷みやすく、流通にのせることができない野菜で、生産量も少なく産地周辺以外ではなかなか売っていないため、昨今では愛知県民もお雑煮には小松菜を使います。

お店で「餅菜」として売られてはいても、実は小松菜だったりすることもあるそうです。

見た目の区別がつかないほどそっくりな小松菜と餅菜ですが、食感や味は違っていて、餅菜は小松菜よりも柔らかくくせがないため、サラダにも使えます。

もし餅菜が手に入ってお雑煮に入れる場合、餅菜は火がとおりやすいのでさっと手早く調理するのがおすすめです。

愛知県のお雑煮 作り方動画

こちらの動画の2分頃から作り方をご覧いただけます。
動画ではかつお節でだしをとっています♪

【新年】餅つき&愛知のお雑煮 / Japanese traditional "Mochitsuki" & "Zouni" (Rice cake soup for New Year)

シンプルな愛知県の雑煮の由来は「武士の志」から?

「具は餅菜のみ」というお雑煮は、江戸時代の尾張藩、東海地方の武家のならわしから始まりました。
一年の始まりにお餅と餅菜を一緒に食べることで、
「名(=菜)を持ち(=餅)上げる」という縁起をかついだのです。

「名を上げる」という 縁起のいいお雑煮なのです。

…だそうですが。この説の根拠・時代考証は見つけられなかったので、真相は定かではありません。

「ふるさとの家庭料理」第5巻より

「ふるさとの家庭料理」という書籍(第5巻 もち 雑煮)に、愛知県のお雑煮が載っています。
このシリーズは、日本列島の伝承のふるさとの味 お料理が載っており、大正末から昭和初期に家庭のお料理を作っていた方々のお話しを聞き書きの形式でまとめたものです。

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愛知県海部郡立田村小茂井上
雑 煮

正月の三が日は、朝、雑煮を食べる。かつお節でだしをとり、正月菜(こまつな。もち菜ともいう)を適当な大きさに切ったのを鍋に入れ、もちは焼かないでそのまま入れて柔らかくなるまで煮る。たまりで味付けする。
椀に盛り、かつお節のけずったものをかけることもあり、黒砂糖をのせることもある。

『聞き書き ふるさとの家庭料理 第5巻 もち 雑煮』

作り継がれてきた、愛知の伝統的お雑煮だったことがうかがえます。
初耳だったのですが、黒砂糖をのせることもあったようですね↑
どんな味なんだろう…?
みりん的な感じでのせていたのかな?
一度食べてみたいです。

まとめ

愛知県のお雑煮のよい点は、材料を揃えるのがたやすいこと、作り方も簡単、手間がかからないこと。

がんばって作らなくてもいい手軽さがいいと思うのです。

他の地方から嫁いだ方からは、
「こんなに簡単なお雑煮の地域に嫁に来てよかった~!」と感謝されそうなくらい。

長年愛知県に住んでいてこのお雑煮を食べ続けているせいでしょうか。
そもそもお正月の食卓にはおせち料理などがにぎやかに並んでいて。
なので、お雑煮はこれくらいの簡素さがバランス的にちょうどいい…と思います。

こんなシンプルお雑煮、もしよかったら作ってみてくださいね!

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